俺がまだ大学生だった時の話。アルバイト先に森という後輩がいた。彼は俺より学年は2年下(俺は浪人しているので年齢だと3つ下か)。大学は違えど、バイト先で意気投合、妙に気が合った。明るくイイ奴だった。彼とは住んでるアパートが比較的近かったのもあり、よく互いの部屋を行き来して安酒かっくらってたっけ。当時の俺の彼女・美喜も上戸だったんで、三人で飲むって事も多かった。
そんな森に彼女が出来たのは、彼が大学2年の初めの頃。森の所属するサークルの新入生で、男どもの人気を独占していた子だったそうな。そいつらとの争奪戦の末、森が彼女の心を射止めたのだ。森にとっては生まれて初めて出来た彼女だったらしく、付き合う前から俺は何かと相談を受け、アドバイスを求められたし、付き合い出してからはいろいろと惚気られた。まあ、嬉しそうに彼女の話をする森が微笑ましかったよ。俺と美喜で、「早く俺たちに彼女紹介しろよ。四人で飲もうぜ。」と、よく森にからかい半分に催促したもんだった。
その森の彼女、沙希を直接紹介されたのは夏頃だった。週末、仕事オフの美喜と、俺の部屋でマッタリしていた時、森が沙希を連れて遊びにきた。玄関を開けて、初めて沙希を目にした瞬間、俺は息をのんだね。話には聞いていたが、想像以上にキレイな子だったからだ。美喜も一目見て驚いていた。可愛いと言うより、まさに綺麗、美しいの類。毛穴な...
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