「ねぇ、お願いがあるんだけど」
一緒に下校していた亜弥が、いきなり深刻な顔をして僕に話し掛けて来た。
「どうしたんだよ、そんな深刻な顔して?」
「◎◎ちゃんにしか頼めない事なんだ。断らないって約束して!」
亜弥とは長い付き合いだけど、こんなに真剣な顔をして頼まれた事は無い。
「わかったから言ってみ?」
「・・・あのねぇ、私のオッパイ、吸ってほしいの」
「・・・・・・・ハァ?」
「はす向かいの彩さんが言ってたんだけど」
「彩さんて石黒さんチの彩さんだろ?お嫁にいっちゃってもう居ないじゃないか」
「このあいだ子供連れて帰ってきてたの。でさ、子供にオッパイ吸われたせいでおもいっきりちっちゃくなっちゃったなんて言ってたんだ」
話が見えない。たまに亜弥はこんなおかしな事を言い出すことがある。
「だから、◎◎ちゃんに吸ってもらえば私の胸も小さくなるかなって思ったの。断らないって言ったんだから、協力してよ!」
そうなのだ。昔から思い込みで行動する奴だった。まあ、断る理は・・・・無いよな。丁度僕の家に到着したので立ち止まる。
「じゃあ、僕の部屋に来る?」
「うん」
カギを開け、家の中に入った。幸い家族は誰もいないみたいだ。僕は亜弥を自分の部屋に招きいれると...
合計文字数: 2645
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