コンビニに着くと麻衣ちゃんはもう来ていた。
ちょっと遅れたのが気に入らないのか私を見ても声を掛けてこない。
私は彼女の後に立ち読んでいる雑誌を見た。
今月号のティーン向け雑誌だった。
よく見ると小脇にマンガを抱えている。
私は同じ雑誌とマンガを手にレジに向かった。
私の作戦はみごとに的中した。
麻衣ちゃんは雑誌を元の場所に戻すと慌てて私の後を追ってきた。
車に私が向かいドアを開けると麻衣ちゃんは急いで乗り込んだ。
車を出す前に私は雑誌の袋を渡しながら言った。
「はい、これ僕からのプレゼントだよ・・・。」
麻衣ちゃんの表情パっと明るくなった。
「嬉しい、この本欲しかったの!ありがとう!」
麻衣ちゃんのご機嫌はどうやら直ったようだ。
私は麻衣ちゃんに聞いた。
「何が食べたい?」
暫く考えていたがこう答えた。
「わからないから小父さまにおまかせする・・・。」
私は頷くと車を出した。
私は考えていた。
ファミレスではつまらない、この娘を和食の店に連れて行こうと。
私は車をある店の方へ向けた。
そして車を止めその店に電話を入れた。
私は予約を取ると再び車を出した。
約20分程で車は、その店の駐車場に滑り込んだ。
...
合計文字数: 16190
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