バカップル1からのつづき
それから一時間が過ぎたころ突然、直樹が「トイレに行きたい」遼子が「案内してあげる」と言って部屋を出ていった。
それから五分、十分、十五分・・・戻って来る気配が無い。「ふたりとも遅いね・・・」祐子は不思議そうな顔をしていたが、俺はどうせイチャついてるんだろうと思っていたので「ちょっと探しに行って見る?」とイタズラ心を出して彼女を誘って部屋を出た。
青山邸は広かったが一階にいないのはすぐに分かった。もちろんトイレになんかいない。遼子の両親は父親が医者、母親は看護婦でその日も仕事に出ているらしく家には俺たちだけだった。お手伝いさんもいるらしかったが毎日来る分けでは無いそうなので遠慮なく家中を歩き回った。
俺は祐子と大豪邸を探検する気分でウロウロし二階へ上がった。どうせ、あのバカップルの事だから彼女の部屋でいつものような感じでイチャイチャしてるんだろう程度に考えていたのだがある部屋の前まで来て俺と祐子の足は止まる。
・・・・・・どう聞きなおしても喘ぎ声が聞こえてくる。俺も祐子も無言でその場に釘付けになった。ドア一枚隔てたすぐ横で喘いでいるヤツがいてその声の主は間違い無く遼子だったからだ。
俺がドアノブに手をかけると祐子が慌てて止めた。俺の手をつかんで顔を真っ赤にして混乱気味に首を横...
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